和気清麻呂を訪ねる

 

皇居 (2016/11/23、2018/10/10撮影)

見方によっては日本史最高の英雄である和気清麻呂の像が皇居の東側に在ります。
東京駅から皇居の堀に沿って東側へ回ります。

↑ ご存知、東京駅 

難なく和気清麻呂像に出会えるはずだったのですが、見当たりません。
不審に思い、たどり着いた平川門前の地図をよく見ると、すでに像を通り過ぎているようです。 来た道を振り返ると、何やら工事用のフェンスで囲まれた場所が在ります。
フェンスまで戻って中を除くと、和気清麻呂像が。。。


工事中って・・・

来年春まで工事なのだそうです。
なんともツイてないというか、むしろレアな光景で運が良かったのだろうか。

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2018年10月、皇居は平川門。
前回ここに和気清麻呂像を見に来た時、像はあいにくの工事中で近づけませんでした。 あれから2年も経ちましたので、改めて見に来てみました。


まだ工事してる。。。
物騒な世情にあわせてロボ化でもしているのでしょうか。






和気神社 (2016/12/31撮影)

山陽道で兵庫県から岡山県に入ってすぐに和気という地名に出くわします。
付近はのどかな道と景色。


そんな中に在るのが和気神社です。


鳥居をくぐるともうすぐに、何やら大きな像が見えてきます。


和気清麻呂公像です。

↑ 銅の色合いがけっこう出ています。 

その名の通りこの和気の地が、清麻呂をはじめ和気氏の本拠地であったところで、 今では和気神社にて祀られています。





せっかくなので像の奥に見える階段を上り、神社本殿まで行ってみました。



清麻呂が道鏡により九州に流される途中、この付近で刺客に襲われたところを猪の群れが救ったという伝説にちなんで、 境内では猪も展示されています。



表の大きな銅像だけではなく、境内には清麻呂の石像まで在りました。



さらにこんな石像も。
和気広虫姫像です。
和気広虫は清麻呂の姉で、同じく宮中にて仕えていました。
宇佐八幡への神託の確認といえば和気清麻呂の業績として知られていますが、最初は姉の広虫の方にオファーがあったと言われています。