藤堂高虎を訪ねる

 

津城跡公園 (2016/8/5撮影)

三重県の県庁所在地である津市の市街地。
ここまで来たなら伊勢神宮に行きたいという欲求をグッと抑えて津市を散策しますと、 『お城公園』と書かれた石垣と堀に囲まれた公園が在りました。




いかにも「昔は城でしたよ」といった名前と見た目で分かりやすいこの公園は、かつての藤堂高虎の居城である『津城』の跡を公園として残しているのです。
そして各地の城と同じように、公園内には津城についての案内板が色々と立っていました。

 津城の案内板
 北多門櫓の解説
 東鉄門桝形の解説
 丸之内本丸跡


公園となった城の中央は噴水の広場となっておりまして、その傍に在りますのが、藤堂高虎公の像です。



豊臣恩顧の将ながら関が原の前にはためらいなく家康につくなど、時勢を見極める目があった藤堂高虎は、築城術や水軍などにも定評があることから、歴戦の経験を自分の力にできる人物だったようです。






うさ耳の兜がキュートな高虎公ですが、武で手柄を立て続けて大名にまでのし上がった猛将です。