織田信長を訪ねる

 

岐阜駅前 (2018/4/28撮影)


JR岐阜駅前の広場。
ここには黄金の織田信長像が立っています。





歴史上の人物の像は日本に数あれど、黄金の像はなかなか珍しい。
さすがは戦国イチの英雄と名高い信長公です。



ただ、どの角度から撮影しても、コーラや新聞社などの看板が主張してくるのは、きっとワザとなのです。



岐阜公園 (2018/4/28撮影)

JR岐阜駅からバスで約10分、岐阜公園の入り口に『若き日の織田信長』像が在ります。


像のサイズも造形の細かさも中程度ってとこでしょうか。





岐阜公園は岐阜城のふもとで、織田信長居館跡の発掘調査も進められているところです。
この信長像も正面から撮影すると、岐阜城が写る位置に建てられているようです。
若き日の信長の視点からだと、岐阜城ではなく稲葉山城といった方が戦国ファンには胸アツでしょうか。




清州公園 (2023/12/28 撮影)

清洲城の西、五条川とJRの線路を挟んだ向かいに清洲公園があります。


この清洲公園内に織田信長と濃姫の像が立っています。


まずは織田信長の像。
これは、二十六歳にして織田家の存亡をかけて戦った、桶狭間の戦いへと出陣するときの織田信長の姿とのこと。




この信長像は今川義元との決戦の地である桶狭間の方を向いているのだそうです。


信長の傍らで見送るように立っているのが、濃姫の像です。



『濃姫』というのは美濃から来た姫という意味で、名前ではありません。 資料には『帰蝶』や『胡蝶』と記されており、これが彼女の名として伝わっています。


二人の像が仲睦まじい夫婦に見えることから、この清州公園は夫婦円満や恋愛のパワースポットともいわれているそうですが、 元々この二人の像はセットで造られたわけではなく、清州城の附近に立っていた濃姫像を2012年に信長像の傍に移してきたものです。




新清州駅前 (2023/12/28 撮影)

愛知県、名鉄の新清洲駅です。


清洲城とは逆側になります駅前の道路。 この道沿いに小さな像が鎮座しております。


これが織田信長像なのだそうです。





たしかにGoogleマップでこの場所を見てみると、『織田信長像』と記されています。




清州城 (2023/12/28 撮影)


清洲城天守閣の最上階の片隅に『出陣の舞』と題された小さな織田信長の像がありました。


観光客が自由に叩ける吉例太鼓が前面に出ているので、少し肩身が狭そうに立っている信長公です。