戦艦『三笠』を訪ねる

 

三笠公園 (2007/10/28 撮影)

神奈川県は横須賀に在る三笠公園です。
ここは日本の戦艦が今でも残っている珍しい場所です。 偏った平和主義に流されて日本の宝を失わないよう、保存し続けられればと願うかぎりです。


公園に入ると、東郷平八郎閣下の像が迎えてくれます。

↑ 東郷元帥は日本海海戦時の連合艦隊司令官。旗艦三笠にて指揮を執った日本の英雄です。終戦において連合艦隊解散の辞にて「勝って兜の緒を締める」の名言も。 

東郷元帥の背後に控えるのが、戦艦『三笠』。 日露戦争当時の日本海軍の旗艦であります。

前と横と後ろと回って撮影。
外国製とはいえ、日本の戦艦のカッコ良さに興奮気味でありました。


↑ 引いて撮らないとカメラに入らない大きさ 

↑ 大和展の看板が邪魔だ・・ 


それでは、入場料500円(当時)を払って艦内へ。


艦橋にはあの有名な三笠艦橋の絵の彫り物が飾られていました。


当時の戦艦の艦橋は本当に吹きさらしだったんですね、屋根も壁もありません。


その他の艦橋がこちら。


乱戦時に使用するようで、メイン艦橋とは打って変わって厚い壁に覆われています。
中へは入れないようになっていました。


甲板に降りれば、主砲やその他の砲塔を近くで見たり触ったりできます。



↑ 艦砲射撃は男のロマン。 お前は何主義かと問われれば言ってやりますよ、「大艦巨砲主義である」と。 

艦内に入ると、日本海海戦の資料や敵艦・僚艦の模型や情報などが展示されており、意外と広い。 しかしここに何百人もの水兵が乗り込んで航海したと考えると、狭かったのでしょう。



近代史が好きな方、坂の上の雲を読んで面白かった方は、 ぜひ記念艦『三笠』へ行ってみて下さい。 決して損はしませんので。