足利尊氏を訪ねる

 

足利市 (2017/4/5撮影)


東武伊勢崎線の足利市駅下車。
栃木県は足利市です。



駅の北側を流れる渡良瀬川、さらには川と並行するJR両毛線の踏切を越えますと市街地なのでしょうか、ビルなどの建物が多くなってきます。
歩いてきた道はそのまま北へ続いてゆきますが、ここで一本東の道へと移動してみますと、 門前町のような雰囲気の道へと変わります。



この道の脇に在りました、足利尊氏像です。

↑ 台座には『征夷大将軍足利尊氏公像』と彫られています。 

衣冠束帯姿の尊氏です。
ひと昔前には甲冑姿の絵で教科書に載っていた尊氏には武者のイメージが強いだけに、何だか残念ではあります。
(甲冑姿の方が好きなのは、あくまで個人的な趣味です)


↑ 木の枝が少々邪魔ですが。。 



地名からも薄々分かるように、この地は足利氏の本拠であった地でした。
そこで足利氏の中でも征夷大将軍にまで上り詰めた足利尊氏を押し出しているのでしょう。 ただ、少しだけあら探しをしますと、尊氏自身は生涯の大部分を鎌倉と京で生活していましたので、足利の地ではほぼ暮らしていません。