寺田屋を訪ねる

 

寺田屋 (2009/10/12 撮影)

幕末に興味がある人なら知る人ぞ知る、伏見は『寺田屋』です。


付近一帯、当時の面影を残しているのかな?と思いつつ現地へ行ってみましたが、残念ながらレトロな建物は寺田屋だけでした。 それでも今でも現役で残っているのは立派。

当時、「寺田屋事件」と呼ばれる出来事は二度ありまして、 一度目が薩摩藩士同士で壮絶な斬り合いを行った事件、 二度目は坂本龍馬と長州の三好新蔵が幕府方に襲撃された事件です。
坂本龍馬が超有名人なので、二度目の事件の方がよく知られています。

建物の横には庭があり、 小さな坂本龍馬像やその他にも碑がいくつか建っていました。




拝観料を払えば、寺田屋内にも入ることができます。
旅館でありつつも日本の古い家屋全般にいえる『狭さ』を感じます。これくらいが日本人に合ったサイズだったのでしょう。

↑ 玄関横、二階への階段。 

↑ 坂本龍馬が使っていた部屋。ゆかりのものが何かと飾ってあります。 

↑ 二階の窓から裏側方向。龍馬はこの町並みを裏口から逃げ切った。 

その他、撮影した写真をいくつか。


↑ 龍馬が襲われた時のものとされる刀傷と弾痕だそうです。 

↑ 裏階段。これが幕府の襲撃時に入浴していたお竜さんが駆け上がった階段か。 


※おまけ


↑ 二階の窓から表を見る。龍馬側の視線ってことで。 

↑ 押入れを開けてみました。ふつうに物が入ってましたとさ。