土方歳三とは
 
 
土方歳三は、幕末の会津藩お抱えの浪士隊『新撰組』の副長。 「鬼の副長」と恐れられ、鉄の掟で新撰組を幕末の最強部隊に育て上げました。

元は武蔵国多摩の農家の子。 この多摩地方というのは、八王子千人同心として旧武田家の者が多く、元々武芸が盛んな所でした。 薬の行商をしつつ、各地の剣術道場で他流試合を重ねて修行を積み、 そのうち近藤勇の天然理心流に入門しました。

文久3年、歳三は天然理心流の試衛館の仲間とともに、将軍・徳川家茂警護の為の浪士組に応募し、京都へ赴きます。
そして京都で、浪士隊『新撰組』を結成しました。

新撰組は池田屋事件をきっかけに京での地位を確立、討幕派志士たちを震え上がらせましたが、 慶応3年の大政奉還と薩長の討幕戦開始で状況は一変、戊辰戦争に突入します。
新撰組は伏見の戦場で奮戦するも、将軍の徳川慶喜が江戸に逃亡したことで戦線を維持できず敗北。 やむなく戦場を関東に移して転戦し、下総流山で近藤勇が投降した後も、歳三は旧幕府軍に参加して転戦を続ける。

東北での転戦を経て、榎本武揚率いる北海道は五稜郭に入ります。

この最後の地となる函館の戦場でも、土方歳三の部隊だけは連戦連勝で戦上手を証明したのですが、 他部隊の劣性により、退却しています。
そして函館は五稜郭の戦いで最後まで戦い続け、戦死しました。